俺の親父。そして俺も親父に
- 2009/06/30 18:41
- Category: 日記
俺の親父
昭和元年(大正15年)12月生まれ84歳
84歳になる親父は前立線癌と診断され骨転移もしてステージD。
親父との思い出は何故か
昭和30年代当時の様子を鮮明に覚えてる・・・・・
自動車で良く連れられ出掛けたからだろう
マツダT600に乗る親父 幼少の俺と親父

この歳になっても何故かあの頃の想い出は鮮明に残ってる
国道と言っても砂利道が多く、信号も殆ど無い 5年半違いの弟は、まだ生まれて無い頃。
後に弟が生まれ家の遥か田んぼの向こうの線路からは蒸気機関車が消え電化となり
歳を重ねる事に民家が増え、往来の電車も見えなくなった
自分が小学校に入学した頃からだろうか・・・・・親父は凄く恐怖に思える時期が有った
今は、何で叱られたか思い出せないが、決まって叱られる時は箒の柄で殴られた記憶だけが残ってる。それは、恐怖としか言いようが無く、親父に甘える事など考えた事も無くお袋だけが、ゆいつの甘え所だったかもしれない。
小学校から中学そして高校になると体も大きくなり次第にその暴力は無くなった
しかし、親父への気持ちは変わらぬものが有り、上手く立ち回る事を覚えてしまう
そんな親父であったが、高校進学は勿論、二輪車や自動車免許の取得年齢になると、進んで免許を取らせてくれた
今、自分は親父になり子供達には手を上げた事が無い
叱るより、悟らせる事が大事ではなかろうかと思う。
これは逆に言えば自分の親父が居たからこそ、その考えが出来たのか?
先日、息子がアルバイトを辞める事を、息子の言葉から聞いた
良く聞いてみるとそれは、自分で判断出来ず就職か進学かの迷いと周りの影響から思いたった事だった
息子『就職準備等有るから・・・・・』
当然、親父の考えは息子の学力から見て進学等は無駄と思ってる
むしろ、職人になったほうが良いと。。
一番大事な事は折角この不景気にアルバイトとして使ってくれる事に感謝しなければいけない。
親父『中途半端で辞めるな最後まで、卒業するまで頑張れそれが今、お前に与えられた責任だから・・・・』と世の中、学歴等で人生が決まる訳でないのだから。むしろ生きて行く以上人間性が問われる。まだまだ、人生の勉強中親父はそう思う。
84歳になる親父に弟は
『もう、よかんべ84歳だからなぁ・・・・・』と
親父は、少し笑いながら
『そうだなぁ・・・・・』と
今もって因業な所が有る親父に諭した言葉だろう。
しかし、言葉は少なくとも、兄弟の気持ちは同じだった
(苦しまずに迎が来て欲しい)ある意味残酷な考えだが本当に親を思う気持ちだろう
癌で苦しむより大往生して貰いたい本当の気持ちである
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昭和元年(大正15年)12月生まれ84歳
84歳になる親父は前立線癌と診断され骨転移もしてステージD。
親父との思い出は何故か
昭和30年代当時の様子を鮮明に覚えてる・・・・・
自動車で良く連れられ出掛けたからだろう
マツダT600に乗る親父 幼少の俺と親父


この歳になっても何故かあの頃の想い出は鮮明に残ってる
国道と言っても砂利道が多く、信号も殆ど無い 5年半違いの弟は、まだ生まれて無い頃。
後に弟が生まれ家の遥か田んぼの向こうの線路からは蒸気機関車が消え電化となり
歳を重ねる事に民家が増え、往来の電車も見えなくなった
自分が小学校に入学した頃からだろうか・・・・・親父は凄く恐怖に思える時期が有った
今は、何で叱られたか思い出せないが、決まって叱られる時は箒の柄で殴られた記憶だけが残ってる。それは、恐怖としか言いようが無く、親父に甘える事など考えた事も無くお袋だけが、ゆいつの甘え所だったかもしれない。
小学校から中学そして高校になると体も大きくなり次第にその暴力は無くなった
しかし、親父への気持ちは変わらぬものが有り、上手く立ち回る事を覚えてしまう
そんな親父であったが、高校進学は勿論、二輪車や自動車免許の取得年齢になると、進んで免許を取らせてくれた
今、自分は親父になり子供達には手を上げた事が無い
叱るより、悟らせる事が大事ではなかろうかと思う。
これは逆に言えば自分の親父が居たからこそ、その考えが出来たのか?
先日、息子がアルバイトを辞める事を、息子の言葉から聞いた
良く聞いてみるとそれは、自分で判断出来ず就職か進学かの迷いと周りの影響から思いたった事だった
息子『就職準備等有るから・・・・・』
当然、親父の考えは息子の学力から見て進学等は無駄と思ってる
むしろ、職人になったほうが良いと。。
一番大事な事は折角この不景気にアルバイトとして使ってくれる事に感謝しなければいけない。
親父『中途半端で辞めるな最後まで、卒業するまで頑張れそれが今、お前に与えられた責任だから・・・・』と世の中、学歴等で人生が決まる訳でないのだから。むしろ生きて行く以上人間性が問われる。まだまだ、人生の勉強中親父はそう思う。
84歳になる親父に弟は
『もう、よかんべ84歳だからなぁ・・・・・』と
親父は、少し笑いながら
『そうだなぁ・・・・・』と
今もって因業な所が有る親父に諭した言葉だろう。
しかし、言葉は少なくとも、兄弟の気持ちは同じだった
(苦しまずに迎が来て欲しい)ある意味残酷な考えだが本当に親を思う気持ちだろう
癌で苦しむより大往生して貰いたい本当の気持ちである
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