BMW R1200RT ミッション&デフオイル交換
- 2009/03/31 16:24
- Category: バイク:: BMW R1200RT
国産バイクの殆どがミッションとエンジンオイルは一緒の構造になるが
ハーレーやBMWは分離タイプ構造となる。
特にBMWに於いて、駆動伝達はファイナルドライブ(デフ)によって介する事が多い
去年11月下旬に納車になったR1200RTは5500kmと距離を走り
1000km点検時にディーラーに持ち込み新車初回点検をして貰ったがミッション&デフオイルは交換作業が無く今回は自分で交換作業をする事に。
国産バイクに於いては各メーカーから『サービスマニュアル』が別売りで販売されるがBMWに於いてはその手のマニュアルは非売品となるようだ
まったく、この辺の対処には不満この上ない。
むしろ、正規BMW輸入側としては保障制度の問題もあって全てディーラーの作業になるのだろうか?
そんな事から敷居の高さも窺われるBMWである
しかし、バイク乗りは身近な整備は自分でする人も少なくは無い。。
しっかりした作業手順や基本的知識が有れば多少の整備も自分でする これもバイク乗りの一つの楽しみとも言える
すべてディーラー任せ、これも否定はしない
しかし自分で乗るバイクには愛着があり、自己責任於いて、しっかり整備をしたい 其々です。

★↓R1200RTエンジンオイル交換記事は過去ログに有ります
http://kasehikaru.blog121.fc2.com/blog-entry-334.html
ファイナルドライブ(デフ)オイル交換
まずこの個体は2008モデル。
以前のモデルはドレンボルトの位置やスピードセンサーから注入仕様でありこのモデルでは若干の仕様変更が為されメンテ性が良くなってる

デフオイル交換にはこのリアホイールを外す必要がある
マフラーのクランプ部分を緩めマフラーを回転させ外側に移動できる仕組みになってる

マフラーをずらしリアホイールを外す
工具はトルクスT50を使用し5本のボルトを緩める


デフの下側のドレンボルトを緩め古いオイルを抜く


鉄粉の付いたドレンボルトと5500km走ったデフオイル
前モデルのメーカー指定は初回1000km交換後10万km毎に一回と指定してる
初回交換の為がスラッジが非常に多い・・・
エンジンオイル程シビアでは無い、しかしこの汚れとスラッジの量は気になる
はたして10万kmで良いのだろうか?


指定オイルはカストロールSAF-X10(75W-90)科学合成油。
本来、パラフィン系鉱物オイルを使用したかったが
今回はデフオイルで好評なレプソルintegral EP(75w-90)科学合成
そしてFJR1300で実証済みのメタルチューニングを5%程

白いペイントでマーキングされてるのがこのモデルから追加になったオイルフィラー(左上に見える3本ボルトの真ん中)
スピードセンサーを外す事無くオイルを注入
少し神経質だが・・・・ドレンボルトを開けたまま新品オイルを50cc程流し洗浄
オイル量は200cc程度だが20cc余計に入る
ドレンボルトのOリングを交換しトルクスT45で
20N・mで締め付け
オイルフィラーも同様のトルクで


リアホイールはT50で締め付け
出来れば5本ボルトにパッドグリスを塗ると良いだろう
締め付けは対角に
締め付けトルク60N・m

マフラーを戻しクランプを絞めて作業完了
意外と作業性はよかったかな・・・・?
此処まで作業を進めるとミッションオイルも・・・・と欲が出て初めてしまう
----------------------------------------------------------------
ミッション(ギアボックス)オイル交換
R1200RTはフルカウル・・・片側全体を取り除かなければならない。。。
前回無線取付で反対側を外した事が有るので気合を入れ作業開始・・・・
ブレーキペダルの前方奥にギアボックスが潜んでるはず・・・

片側を剝ぎ取られたR1200RT
意外と作業性は良く出来てる(FJR1300より楽である)

ギアボックスが顔を出しオイルフィラーが見える

ドレンボルトは下側・・・・・
かなり奥に潜んでます。。。

オイルを抜く・・・思案どころ。。このままドレンを開けてしまうとエキゾーストやスタンドにオイルが飛散する事間違い無し
といを作って流さなければ
そこらに有る台紙を利用してこんな感じで廃油を流す。。

オイルの汚れもこんな感じ・・新車から交換して無くスラッジが目立ちます

ミッションオイルの推奨はバルボリンハイパフォーマンスギアオイル(80W-90)科学合成
今回のギアオイルは勿論ケンドルにしました
パラフィン系鉱物性オイル(80W-90)自分的には非常に信頼してるオイル。。

ギアボックスオイル量は0.8~1.0ℓで交換サイクルは20000km/2年一回
容量の目安としてオイルフィラーボルトの上限まで
使用量は0.8ℓ少し多めでした

締め付けトルクは
オイルフィラー&ドレンボルト30N・m
カウルを元に戻し完了

先日400km位の走行で気分的にも良い感じでした
ハーレーやBMWは分離タイプ構造となる。
特にBMWに於いて、駆動伝達はファイナルドライブ(デフ)によって介する事が多い
去年11月下旬に納車になったR1200RTは5500kmと距離を走り
1000km点検時にディーラーに持ち込み新車初回点検をして貰ったがミッション&デフオイルは交換作業が無く今回は自分で交換作業をする事に。
国産バイクに於いては各メーカーから『サービスマニュアル』が別売りで販売されるがBMWに於いてはその手のマニュアルは非売品となるようだ
まったく、この辺の対処には不満この上ない。
むしろ、正規BMW輸入側としては保障制度の問題もあって全てディーラーの作業になるのだろうか?
そんな事から敷居の高さも窺われるBMWである
しかし、バイク乗りは身近な整備は自分でする人も少なくは無い。。
しっかりした作業手順や基本的知識が有れば多少の整備も自分でする これもバイク乗りの一つの楽しみとも言える
すべてディーラー任せ、これも否定はしない
しかし自分で乗るバイクには愛着があり、自己責任於いて、しっかり整備をしたい 其々です。

★↓R1200RTエンジンオイル交換記事は過去ログに有ります
http://kasehikaru.blog121.fc2.com/blog-entry-334.html
ファイナルドライブ(デフ)オイル交換
まずこの個体は2008モデル。
以前のモデルはドレンボルトの位置やスピードセンサーから注入仕様でありこのモデルでは若干の仕様変更が為されメンテ性が良くなってる

デフオイル交換にはこのリアホイールを外す必要がある
マフラーのクランプ部分を緩めマフラーを回転させ外側に移動できる仕組みになってる

マフラーをずらしリアホイールを外す
工具はトルクスT50を使用し5本のボルトを緩める


デフの下側のドレンボルトを緩め古いオイルを抜く


鉄粉の付いたドレンボルトと5500km走ったデフオイル
前モデルのメーカー指定は初回1000km交換後10万km毎に一回と指定してる
初回交換の為がスラッジが非常に多い・・・
エンジンオイル程シビアでは無い、しかしこの汚れとスラッジの量は気になる
はたして10万kmで良いのだろうか?


指定オイルはカストロールSAF-X10(75W-90)科学合成油。
本来、パラフィン系鉱物オイルを使用したかったが
今回はデフオイルで好評なレプソルintegral EP(75w-90)科学合成
そしてFJR1300で実証済みのメタルチューニングを5%程

白いペイントでマーキングされてるのがこのモデルから追加になったオイルフィラー(左上に見える3本ボルトの真ん中)
スピードセンサーを外す事無くオイルを注入
少し神経質だが・・・・ドレンボルトを開けたまま新品オイルを50cc程流し洗浄
オイル量は200cc程度だが20cc余計に入る
ドレンボルトのOリングを交換しトルクスT45で
20N・mで締め付け
オイルフィラーも同様のトルクで


リアホイールはT50で締め付け
出来れば5本ボルトにパッドグリスを塗ると良いだろう
締め付けは対角に
締め付けトルク60N・m

マフラーを戻しクランプを絞めて作業完了
意外と作業性はよかったかな・・・・?
此処まで作業を進めるとミッションオイルも・・・・と欲が出て初めてしまう
----------------------------------------------------------------
ミッション(ギアボックス)オイル交換
R1200RTはフルカウル・・・片側全体を取り除かなければならない。。。
前回無線取付で反対側を外した事が有るので気合を入れ作業開始・・・・
ブレーキペダルの前方奥にギアボックスが潜んでるはず・・・

片側を剝ぎ取られたR1200RT
意外と作業性は良く出来てる(FJR1300より楽である)

ギアボックスが顔を出しオイルフィラーが見える

ドレンボルトは下側・・・・・
かなり奥に潜んでます。。。

オイルを抜く・・・思案どころ。。このままドレンを開けてしまうとエキゾーストやスタンドにオイルが飛散する事間違い無し
といを作って流さなければ
そこらに有る台紙を利用してこんな感じで廃油を流す。。

オイルの汚れもこんな感じ・・新車から交換して無くスラッジが目立ちます

ミッションオイルの推奨はバルボリンハイパフォーマンスギアオイル(80W-90)科学合成
今回のギアオイルは勿論ケンドルにしました
パラフィン系鉱物性オイル(80W-90)自分的には非常に信頼してるオイル。。

ギアボックスオイル量は0.8~1.0ℓで交換サイクルは20000km/2年一回
容量の目安としてオイルフィラーボルトの上限まで
使用量は0.8ℓ少し多めでした

締め付けトルクは
オイルフィラー&ドレンボルト30N・m
カウルを元に戻し完了

先日400km位の走行で気分的にも良い感じでした